[email protected]をdebian 5.0から6.0へアップグレード

何かと某掲示板で話題の絶えない [email protected] ですが、ベータ版のころからお付き合いして早2年。
Disk I/Oはもうご愛嬌といった感じでしょう。価格とクオリティの両立って難しいですね。

でもって、久々に暇だったので弄ってみました。

今回は Ubuntu 10.10 server のサポート切れということもあり、OSを変更してみました。
※ do-release-upgrade すればいい話なのですが、うまく動かなかったもので・・・

で、さっそくDTIのコンパネから初期化・OS変更をかけてみました。

ちなみに、[email protected]のコンパネのOS選択画面はこんな感じです。
バージョンがわからないじゃないですか・・・

とりあえず、debian (64bit)を選択。
数十分経ってSSHで繋いでみると・・・

dti# cat /etc/debian_version
5.0.9
dti#

ウホッw lenny ってあと2ヶ月ぐらいでサポート切れるじゃないですがw
このまま使うの心もとないということで、6.o squeeze にバージョンアップしてみました。
自分の忘備録もかねて手順を記します。

1. aptの参照ソース変更

エディタで sources.list を編集。
s/lenny/squeeze/g  といった感じですかね。
それと、エラーが出るので2行目をコメントアウト。

dti# vi /etc/apt/sources.list

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main contrib non-free
#deb http://ftp.jp.debian.org/debian-volatile/ squeeze/volatile main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ squeeze/updates main contrib non-free
~

2. 気合で apt-get update / upgrade する

apt-get update / upgrade 中にconfを最新版に置き換えていいかとか聞いてくるので、
支障がなさそうなconfは全部最新版に上げる。

dti# apt-get update
Get:1 http://security.debian.org squeeze/updates Release.gpg [836B]
Get:2 http://ftp.jp.debian.org squeeze Release.gpg [1672B]

(略)confを最新版に置き換えていいかとか聞かれる

dti# apt-get upgrade
Reading package lists… Done
Building dependency tree
Reading state information… Done
The following packages have been kept back:
apache2 apache2-mpm-prefork apache2.2-common apt apt-utils bash bind9 bind9utils binutils cpio cron debianutils
dhcp3-client dhcp3-common diff dpkg e2fsprogs ed expect findutils ftp gcc-4.3-base gnupg gpgv grep groff groff-base

(略)confを最新版に置き換えていいかとか聞かれる

dti#

 

3. バージョン上がったか恐る恐る確認する

6.0.xになってれば成功?かな。

dti# cat /etc/debian_version
6.0.3
dti#

ちなみにカーネルはOpenVZなので、ホストOSのバージョンに依存します・・・
つまり、上がりません。

dti# uname -a
Linux dti.mykw.jp 2.6.18-164.15.1.el5.028stab068.9 #1 SMP Tue Mar 30 18:07:38 MSD 2010 x86_64 GNU/Linux
dti#

残念!

 

4. いらない子のお掃除 & 再起動

いらない子をお掃除してディスクを節約。

dti# apt-get autoremove
Reading package lists… Done
Building dependency tree
Reading state information… Done
The following packages will be REMOVED:
libbind9-50
0 upgraded, 0 newly installed, 1 to remove and 0 not upgraded.
After this operation, 81.9 kB disk space will be freed.
Do you want to continue [Y/n]? y
(Reading database … 28104 files and directories currently installed.)
Removing libbind9-50 …
dti# shutdown -r now

Broadcast message from [email protected] (pts/4) (Sun Jan 22 21:54:51 2012):
The system is going down for reboot NOW!

再起動を待つこと十分程度・・・・
なんでこんなに遅いんだろ。オーバーヘッドの少ないOpenVZなのに・・・

とりあえず、以上で作業は終了。
簡単でしたが、VMが遅すぎて1日仕事でした。
せっかくIPv6もネイティブでサポートしてるので早く改善されることを願うばかりです。

 

’09 YZF-R6のお漏らし(水漏れ)修理

購入から1年半ほど経過したYZF-R6ですが、夏を過ぎたあたりから乗るたびに甘い香りがするなと感じておりましたが
年末の大洗車を機にカウルを外してエンジン回りを注意深く観察してみました。
前に乗っていホーネット250も同じ香りがしていたのですが、その時はサーモスタットあたりのホースを止めるバンドが
強度不足で水漏れを起こしていたので対策品に変えて収束。

ん!!!!?

左サイドのホースから冷却水が漏れています。
これぐらいならバンドを締めれば治るだろうということで締めて治りました。

さらに注意深く見てみると、エキパイとエンジンの間にもホースが通ってるなぁ

ん!!!!!!?

キャーーーーーーーーーーーーーー!!!

かなり派手に流血してますね・・・
ということで、ここもバンドを締めてみるがまったく流血が収まらないのでホースのゴムがダメになってしまったのかなと推測。
行きつけのバイク屋(元職場)で部品を調達しました。逆輸入車でも普通にYAMAHAの代理店で注文ができるんですな。

 パーツNo:2CO-12577-00
価格: \700

ホース自体はそんなに高くないんですが、場所的に結構手間がかかりそうなのでイヤイヤ作業に取り掛かった。
まずは、冷却水を抜きますかね。

 

とりあえず、右側のカウルをすべて外してラジエターのキャップまでが見える状態にしておきましょう。
エンジンの下ちょうどクラッチワイヤがきているあたりにウォーターポンプがあるのでここのドレンボルトを外して
ラジエターキャップを外すと勢いよく冷却水が飛び出てきます。結構飛び跳ねるので注意。

冷却水を抜き終わってホースを外してパイプの繋ぎ目を見てみるとなんか汚い。錆びている様子。

こんな状態で新しいホース刺してもまた水が漏れるなと思い、めんどくさがりながらもパイプを外す。

汚いのでワイヤーブラシで磨いてみた。

こういう地道な作業が意外に大好きです。やり始めたら止まりません。
そしてきれいになりました。

パイプがきれいになったので繋ぎ目にグリスを軽く塗ってパパッと組んじゃいました。

そして、このままエンジンをかけると空冷エンジンになってしまうので、冷却水を注入。
WAKO’Sとかよさげな冷却水でも入れてあげようかと思ったのですが、今回は無難にYAMAHA純正をチョイス。

品名:YAMAHA ヤマルーブ ロングライフクーラント
価格:\1300

ん?抜いた時の冷却水は黄緑色だったけどこの冷却水は青いぞ!?まぁ、細かいことは気にしないで注入。
サーモスタットの蓋を開けながらエンジンを開けて軽くエア抜きをしてキャップを締める。

とりあえず、カウルを外した状態でテスト走行・16k回転まで回してみたりしたが特に冷却水が
漏れいている様子はないので治ったとみなしましょう。

あぁ。寒くないガレージがほしいな。